【M48】植田中・玉谷先生の生徒と創り上げる合奏指導

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“生徒任せ”にしない考え抜かれた練習法がここに!!

前任校の名古屋市立汐路中学校吹奏楽部を2年連続全国金賞に導いた玉谷敏弘先生の
「バンドを急成長させた効率的な練習法」に迫ったDVDが発売となりました!

「個人練習は実はとてもレベルが高い。教科書だけ与えられて、
自分一人で勉強してわかるようになれと言われても出来ないですよね」と話す玉谷先生。
現在指導する植田中学校吹奏楽部では個人練習やパート練習をほとんど行わず、
すべての練習を合奏の中で行いながら、練習の観点や意識付け=何に気を付けさせるのか、
練習の哲学=何のためにやるのかを、常に生徒たちに問いかけていきます。

DVDでは、そんな植田中学校の日々の取り組みを余ることなく収録。
練習に参加しているような錯覚に陥るほど、リアリティのある実践的な映像になっています。
玉谷先生の多彩な言葉の引き出しにも注目です!

まずはサンプルムービーで指導の様子をご覧ください!!

 


 

DVDreview

 

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 このDVDは、植田中学校吹奏楽部顧問の玉谷先生に実際に会って話をしたと錯覚してしまうほど、先生の個性と理論が満載で、手に取るように分かります!
合奏でいうならば、いつもの合奏を植田中の生徒になったと思うほどのリアリティで実践的な内容であることは言うまでもありません。

 玉谷先生の考える「吹奏楽」・・・
集団である意識と、必要不可欠な仲間とのコミュニケーションの方法、さらにはプラスに考えるような生徒にする意識づけなど、部活の本質をしっかり見抜き、誰もが悩む部活経営的な(集団統率的な)部分にも切り込んだ指導内容には驚かされます。生徒が楽しく部活に臨む姿が目に浮かぶようです!

 まず1巻目の基礎合奏では、玉谷先生の言葉の引き出し、受け答えの言葉の数々に感動しました。
生徒主体=生徒任せ(生徒放任)に端を発しているというべき玉谷先生の指導は、オーソドックスすぎるくらいオーソドックス。明日から何かを用意することなく、そのまま先生の言葉や説明をマネしていただきたいと心から思います。私も明日からさっそくマネしてみます。

M48-1-4 また、基礎合奏をあえて合同個人練習の場と銘打って取り組む練習の中身も必見中の必見!
確かにそうだよな~という場面に、たくさん出くわすこと間違いなしです。特に中学生は、個人練習に上手に取り組める子はそう多くないのが現状ですよね。基礎合奏の時間を使って、あえて全体を同じ足並みで指導していく様子は、まさに玉谷理論の真骨頂! しっかりと生徒に、サウンド作りの時間と分けて考えさせているあたりが流石です。

M48-2-1 2巻目の楽曲合奏は、特に初見合奏の合奏方法や、玉谷先生がどんな点にこだわって指導しているかが細かく説明されています。回数を重ねていく度に変化していく目的や注意点は、とてもリアリティがあり、生徒のミスの仕方や考えの幼さも、私たちの日常と何ら変わりありません。
スーパー中学生は勝手に生まれるのではなく、作るものなんだな、と考えさせられました。

 また、どんどん完成されていく楽曲の構成や音楽的視点は、コンクールや演奏会で指導の指針となることは言うまでもありません。リアルな中学生指導のスタイルだけでなく、全国金賞に裏打ちされた、玉谷先生の一流の音楽作りも学べます!
M48-2-8 玉谷先生の実践と理論、そしてリアルな日常の吹奏楽部活動にキレイごと抜きで真正面から指導している先生の言葉と姿を是非ご覧ください。
そして、何よりも即実践することが大事! ご自分の指導の現場でマネしてみてください。
私にとっても今、一番自分の側に置いておきたいDVDになりました。

 

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1.玉谷先生の言葉の引き出しの数々に注目!M48-1-1
このDVDを見て、玉谷先生の言葉の引き出しには本当に驚かされました。先生のこれまでの経験に裏付けされた理論を生徒に一番分かりやすく指導するその言葉の数々は、即実践できるものばかりです。基礎合奏に目的を必ず確認しながら視聴できる構成に感謝です♪こだわるポイントをここまで伝えてくれる先生も、DVDもなかなかありません。本当に玉谷先生のいつもの合奏をみせてくれています。「本当に大きいPで吹いてみよう!」…こんな視点が盛りだくさんです!基礎合奏を通じて生徒を音も心も成長していくこと間違いなしです!!

2.指導者が一番欲している内容がここに!!M48-1-9
基礎合奏はサウンドトレーニングですが、特に中学生は曲を演奏するに必要な基礎技術の向上を個人任せにすると思うように行かない実情がありますよね。あえて全体個人練習というべきその内容は、実は私たちが一番欲している内容かもしれません。

3.耳を鍛える実践的なチューニングを見よ!M48-1-6
古今東西、チューニングにはたくさんの方法がありますが、先生がこだわるだけでここまで変わるのか!?というべき実践的なチューニングが最初から最後まで映し出されています。耳を鍛える実践的なトレーニングがサウンドの根幹!必勝法を是非その目でみてください!

4.普通のバランス練習でも何かが違う…?M48-2-3
あくまで普通のバランス練習です。先生の声かけの数、その的確性、振る舞い姿を除けば…!
その言葉がけをただ見たままマネしてみてください!説明同じようにしてみてください!バンドが同じような音を出すこと間違いなしです。生徒と一緒に体感してみてください!

 

第1巻の詳しい収録内容はこちら

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M48-2-71.説得力のあるリアルな合奏風景に納得!
初見合奏の進め方なる指導法は、おそらくこの玉谷先生しか教えてくれないでしょう。当たり前にいつもやっているけど、意外と知らない……確実に生徒たちの譜読みが早くなる説得力ある合奏風景に驚かされました。中学1年生を用いての指導であるところが、とてもリアルです!

M48-2-62.確実に譜読みが早くなる「初見合奏の進め方」
DVDでは、「吹奏楽合奏法」ではなく、「吹奏楽部の日々の合奏方法」と題したいほど、こと細かに進め方を手順を示してくれています。初見合奏→2回目→3回目と指導する内容、求める目的の変化を玉谷先生がしっかり説明してくれるので、とても分かりやすいのも嬉しいですね。懸命に努力する姿が垣間見られ、見終わった後には、植田中の生徒と共に、日々ステップアップしていきたいなと思える内容になっています!

M48-2-23.楽曲ごとの指導の視点&こだわりを学べる!
クラシック曲の合奏と、いわゆるポップス曲の合奏とでは、指導する側の視点やこだわりを変えなければ、生徒は同じような色彩、音色感で演奏してしまいます。同じメンバーで比較しながらの指導風景に、何をどうすべきかがしっかり記録されています!一見の価値あり(^^)

 

 >第2巻の詳しい収録内容はこちら

 

【購入特典】音出し前の『絆を深める時間』IMG_2039
吹奏楽なのに運動?!ボール投げ!?特典映像では、楽器を吹く前に実践できる楽しい活動の数々を見ることができます。コミュニケーションの大切さや前向きな気持ちの作り方、吹奏楽部にとって一番大切な「心の育成」を見逃さずに、真正面から取り組んだ内容に笑顔がこぼれました。安心感や信頼感は幅広い音楽に必要不可欠です!遠回りは一番の近道!!

※今回、レビューをご紹介した埼玉県川口市立青木中学校吹奏楽部 顧問の中畑裕太先生が指導・解説を務めるDVD「M47-S ナカちゃんの初級バンド改造計画~4年で全国に行っちゃいました!~」も好評発売中です。こちらも併せてご覧ください!

 


 

<担当者が見たDVDの舞台裏>

 

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「One Sound One Heart~一つの音を創る 一つの心を奏でる~」というスローガンのもと、全員で一つの音楽を創り上げている植田中学校吹奏楽部の皆さん。

吹奏楽の楽しさは、コンクールで良い成績を収めることでも、人より上手くなることでもなく、自分の役割と仲間の活躍を感じながら、全員が仕事を全うし、共同作業で一つの音楽が生まれるところにあるのではないでしょうか。

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限られた時間の中で、どれだけ“合わせる喜び”を教えることができるか…。
個々は上手な生徒ばかりではないのに、なぜ上手く聴こえるのか…。
“1+1が2以上になる合奏”を目指して日々練習している植田中の音作りに、そのヒントが詰まっていました。

何よりも撮影の合間にも、一人一人の練習日記に目を通し、丁寧にコメントを書き込む玉谷先生の姿に、今作で伝えたいことが詰まっている気がしてなりません。
「今でも発展途上という感じですが、ノウハウは誰でも真似できると思います。でもメニューよりも意識付けや練習の哲学的なものを感じ取っていただければ嬉しいです」と玉谷先生。

少ない時間の中でも、生徒たちの幸せを願って真正面から向き合う先生方にぜひ見ていただきたい作品です。

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植田中学校吹奏楽部の皆さん、 顧問の玉谷先生、本当にありがとうございました!

 

■指導・解説
 玉谷敏弘(名古屋市立植田中学校吹奏楽部 顧問) M48-玉谷先生PROFILE
1969年、大阪府生まれ。幼少から名古屋市で育つ。愛知教育大学教育学部数学科卒業。在学中、同大学管弦楽団に在籍しフルートを担当する傍らトレーナーを務め、1992年に名古屋市立中学校教諭に。 1998年から10年間指導した港南中学校吹奏楽部では、全日本アンサンブルコンテストなど数々の大会で優秀な成績を収め、愛知県を代表する吹奏楽部に育て上げた。2005年「愛知県芸術文化選奨文化奨励賞」を受賞。続く汐路中学校吹奏楽部では、2011年の全日本吹奏楽コンクールにおいて初出場金賞、翌年も2年連続金賞という快挙を成し遂げる。2013年に植田中学校に異動し、2014年は全日本吹奏楽コンクール東海大会、全日本マーチングコンテスト全国大会に出場。「One Sound One Heart~一つの音を創る 一つの心を奏でる~」というスローガンのもと、真正面から生徒と向き合い、共に音楽を創り続けている。

■実技
名古屋市立植田中学校吹奏楽部

 

植田中学校の効率的な基礎練習の動画を見る

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