【3】洗練された明るい高輪台サウンドを作り出す㊙練習法とは?

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「洗練された明るい高輪台サウンドを作り出す㊙練習法とは?」

オザワ部長にとって、東海大学付属高輪台高校吹奏楽部(通称・高輪台)はとても縁が深く、親しみのあるバンドです。

2014年度に高輪台が自由曲《白鳥の湖》で全日本吹奏楽コンクールへと邁進していく姿を『翔べ!私たちのコンクール』(学研プラス)という本にまとめました。また、2015年度の高輪台については、『吹部ノート』(KKベストセラーズ)に登場する全6校のうちの1校として取材させていただいています。

2015年定期演奏会

 2015年コンクール前のホール練2 2015年コンクール前のホール練 2015都大会後の写真.jpg

コンクールでの演奏はもちろん、マーチングコンテスト、定期演奏会、岡山学芸館高校とのジョイントコンサートなど、たびたび取材させていただいており、もちろん、学校で練習風景を拝見したこともあります。

 学芸館とのジョイントコンサート

高輪台のサウンドの特徴は、「洗練された明るい東京サウンド」ということでしょう。

東京の学校は、中学でも高校でも、どこか他の地域とは違う東京的な演奏をしますが、中でももっとも東京を象徴しているのが高輪台だと思います。

よく響き、厚みと迫力があり、決して荒れたり破綻したりすることなく、どんなに大きなステージでも安定した質の高い演奏を聴かせてくれるバンドです。

2002年に初めて全日本吹奏楽コンクールに出場して以来、2015年までに通算10回の全国大会出場(金賞7回)という成績にも納得。

今や押しも押されぬ「強豪校」で、ステージ衣装の「赤ブレ(赤いブレザー)」も有名です。

 

2015年定期演奏会後

そして、その高輪台を全国レベルまで育て上げ、現在も顧問としてご活躍中なのが畠田貴生先生です。

いつもコンクールやコンサートでは、演奏前に見せる愛くるしい(!)笑顔で観客の心をつかんでしまう畠田先生は、実は音楽ではなく、理科の先生です。

とはいえ、学生時代から吹奏楽にどっぷりはまり、吹奏楽への深い愛情と知識を持っています。

また、早稲田大学理工学部卒という学歴が示すとおり非常に頭の回転が早く、独自のキャラクターを持っている、いわゆる「名物顧問」です。

 

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では、どうやって高輪台はその独特のサウンドを作り出しているのか?

練習方法や部活の運営はどうなっているのか?

畠田先生は日ごろからどんな指導をされているのか?

 

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それを3巻組という大ボリュームで収録したのが、
DVD『華やかで麗しい!高輪台サウンドのすべて~ 生徒が輝く!アクティブに動く ! 考える力を育むバンド指導 ~です。

 

▼音楽室の空気感が味わえるリアルな映像に注目!

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このDVDの映像には、オザワ部長も実際に目にし、肌で感じてきた高輪台の音楽室の空気感が見事に描き出されています。

年間を通じて多くの先生方が練習見学で高輪台を訪れるそうですが、このDVDを観ていると、実際に高輪台で見学をしているリアルな感覚が得られます。

 

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さて、注目の高輪台の練習法ですが、「楽器を演奏していない時間がこんなにあるの!?」と驚かれるかもしれません。

楽器を使わずに歌を歌ったり、体を動かしたりすることで、響きやリズムなどを感覚的に身に付けるのが高輪台の特徴の一つです。

楽器を持っても、楽曲のイメージに合った動きや振り付けをつけて演奏をする「アクティブ練習」もあります。

 

▼生徒主体の練習で磨かれるリーダーシップ!!

また、リーダーが中心となって生徒だけで練習を行う、
気になるところは先輩後輩に関係なく意見を言い合う、
という「生徒が主体的に動く練習」も徹底されています。

「今の練習はどうだったか」
「まわりの演奏はどうだったのか」

…と常に意見を言うことを求められるため、生徒たちは自分の演奏の殻にこもることなく、バンド全体に意識を向けて注意深く練習するようになるのでしょう。

 

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DVDには部長やコンサートマスターなどリーダーたちの行動の様子やインタビューも収録されていますが、生徒が主体的に動く練習の成果で、リーダーたちのリーダーシップも鍛えられていることがよくわかります。

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そして、高輪台ならではの練習法も余すところなく映像化されているので、DVDをご覧になった先生方がご自身のバンドの練習に取り入れたり、改善のヒントにしたりすることもできます。Img0262

個人的には、「アクティブ練習」「フルーツバスケット練習」はとても効果が大きい練習法に思えました。

 

▼畠田先生の熱のこもったインタビューも必見!

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部活の指導・運営方法やコンクールの成績などで悩みを抱えていらっしゃる先生方には、畠田先生のインタビューがためになると思います。

畠田先生はご自身の経験や失敗談も交えて、とても熱っぽく語っていらっしゃいます。

今や強豪校の名物顧問となっていても、やはり苦労した時代、試行錯誤の時代があり、謙虚に「今もまだまだ勉強しているところ」と語る畠田先生の姿は、きっと多くの示唆を与えてくれることでしょう。

 

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生徒自身が主体的に動き、発言する高輪台の練習風は、先生方がいつも指導をしていらっしゃる生徒さんたちにとっても刺激になるでしょう。

シーンによっては、生徒さんたちと一緒にご覧になると効果的かもしれません。

 

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2014年度の自由曲は《白鳥の湖》、2015年度はブルックナーの《交響曲第8番》、そして、2016年度はスミスの《華麗なる舞曲》でコンクールに挑むことが決まっている高輪台。

その「華やかで麗しい」サウンドのすべてが詰まったDVDを活用して、ぜひ皆さんのバンドでも生徒と音楽の素晴らしいハーモニーを奏でてくださいね!

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①楽器を使わない練習が多い!

合唱・歌合奏など声を使った練習、リトミックやマーチングなど、楽器を使わない練習がびっくりするほどたくさんあります。

また、体を動かす練習が多いのも特徴です。

 


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②生徒が主体的に動き、発言する!

練習の区切りには必ず意見が求められ、みんなに向かって気づいた点を発言したり、周囲と反省点を話しあったりします。

考える力、コミュニケーション能力も鍛えられます。

 


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③オリジナルの練習がある

「ローテーション練習」「Sトレ」「アクティブ練習」「フルーツバスケット練習」など高輪台オリジナルの練習があります。

ネーミングも秀逸。具体的な内容はぜひDVDでご確認を!

 


 

 

■オザワ部長(吹奏楽作家)PROFILE
神奈川県横須賀市出身。早稲田大学第一文学部卒。吹奏楽の楽しさを伝えるために書籍、雑誌、ウェブサイト、ラジオ、SNSなどのメディアで日夜活動中。著書に『みんなのあるある吹奏楽部』、『翔べ!私たちのコンクール』、『あるある吹ペディア』、『吹部ノート』など。最新刊はカリスマ指導者・藤重佳久先生との共著『きばれ! 長崎ブラバンガールズ』。

 

 

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